始まりと終わり?

あき  2006-04-02投稿
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昼食の時間。
あなたは必ず学食を使って、窓際のテ〜ブルを使って一人で食べている。
でもいつも次々とみんなに話しかけられて、あなたの周りにはいつしか話し声でいっぱいになる…

でも、今日は珍しく一人で食べている。
私は緊張しながらあなたの前に立った。

あなたはゆっくり顔を上げて私を見るとまたにっこり笑った。

「おぅ。」

あなたが久しぶりに私に掛ける第一声。

「一緒に食べてもいい?」
「どうぞどうぞ、久しぶりやん長谷川と食べんの。」

私は嬉しくて顔が緩む。それを見てあなたはまた笑った。

「お前いっつもそうやって笑ってたら、友達できると思うで?」

…プライベートは話さない…
ほらまた線をひかれた…あなたとはどうしても 近づけない…

「いらない。私にはひろきがいるしぃ〜。」

なんて冗談を言ってみる

君は少し困った顔をしてハハッと笑った。

私に友達なんていらない
友達なんていつも私を裏切るだけ。

あなたはポケットの中を探って携帯を出すと、 少し微笑んだ。

メールの相手は決まっていつもあなたの大切な人
なんて。私の思い込みだけどね。

いつだったかアドレスを聞いて、まだメールできずに使われていないアドレスはまだおかれていた

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