なにかが変だなぁって
ずっと前から思ってたんだ。
多分…
中2くらいから
でもそれから4年後
この物語は動きだした。
もっと前から動いてた?
退屈な日々に
気付けば1日が終わった
いつしか夢も
消えかけていった…
夢ってなに?
なんだろうな…?
19XX年 春。
無事、高校に入学する事ができた進(しん)は学校生活にも慣れ退屈な日々を送っていた。
『つまらねぇ…』
これが口癖
ただなんとなく毎日を生きている。
ただなんとなく過ぎていく毎日に嫌気がさしていた。
学校帰りにいつも寄るファミレスがある。
進はファミレスに入ると窓際の席から声が聞こえる。
『進〜!!』
窓際の席に座っているのは拓也(たくや)と伸(のぶ)だ…。
こいつらとは高校に入学して次の日くらいからずっと3人でいる。
拓也と伸も同じひま人だ。
毎日のようにファミレスにずーっとたまって、夜になるまで語って…
ファミレスがたまり場になっていた。
進も毎日3人でいるのが楽しかった。
話す内容と言えば…
『クラスの好みの子』
『伸のくだらねぇうんちく』
『最近あった事』