「はぁ、なんなんだ、一体俺の体どうなってしまったんだろ。」
携帯が鳴った
「はい」
「おはよう。刺激的な日々の幕開けを楽しんでいるかね」
「はぁ?あんた・・・あっ!あの時の爺か!俺に何をした!」
「刺激とやらを与えたまでよ、文句でもあるのかね?私は感謝されてもいいぐらいのことをしたんだが」
「心底ムカつく爺だ、死ね馬鹿!」
「死人に死ねと言われても無理な注文だぞ、小僧。」
「えっ?」
そうセリフを残し電話は切られた。
「ほんとに気味悪い・・・ふぅ。まぁいいや、あっ!またバイトに遅れちまう!」
カイはバタバタと準備をし家を出た。
「可憐に昨日電話しわすれてた、後でメールしとこ」
一方可憐は家にいた。
「あいつなんかあったのかな、いつもならバイト終わったとか連絡あるのに、浮気?いやいや、あの馬鹿にそんな根性ないない。そんなことよりイヴの服はどうしよっかな〜可愛いって言われたいな。」
「カーイ!」
「あっ。お疲れっすー」
「まだ働いてないけど?」
「細かいってか揚げ足とらないでくださいよ」
そう話しているのはバイト先の先輩、須藤梨華。
「あんたいっつも走ってるねー余裕もつってことを知らないの?」
「最近なんか変なことばっか起きて・・・」
そう言った瞬間梨華の後ろに車が突っ込んできた