【君という名】

sun9  2007-12-16投稿
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君は僕を見ていた。
僕を・・・泣きながら見ていた。

:memory:-?
[あの信号で・・・]僕は呈翔高校に通う、17歳の高校生・・・らしい。
世間はそう言っているが、僕にはあまり実感がない(-.-;)

僕は小さい頃からそうだった。
(全てに疑問を抱き、小さい頃は親にといただしていたっけ。
そして、最後は結局納得いかずにおわっちまうんだよな?)

と、僕がそんなことを思いだしているところに・・・

「くぅ〜らぁ〜えぇ〜。」
と言って一人突っ込んできた。
僕はそれを軽く避けた。
そいつは勢いがよすぎたのか、そのまま突っ込んで行った?
《ズッガァーン》

(・・・馬鹿だ?)

そんなことを僕が思っていると、
「おい?響示<きょうじ>なんでよけんだよ??」
なんてことを言ってきた。
ちなみに言い忘れていたが、響示とは僕の名前。伊勢響示これが僕の名前だ。

「いや、避けない奴はいないから。(ていうか避けれない奴の方が珍しい?)。」

と言った。
するとこいつは

「お前昨日の部活来なかっただろ。」

と言われた。
僕が入っている部活は少し・・・いや、けっこう変な部活。
ギリシャ神部だ。
内容は名前の通りギリシャ神話について、話す部活。?

僕がそいつに言い返そうとしたとき、なにかが弾けた?

(あなたはどうしてそこにいるの?)
そういわれた。
・・・気がした。

頭の中に一つ浮かんだのは信号の前にいる君だった?
君?とはいったい誰なのか?
なぜ僕はしりもしないはずの君を、「君」なんて言葉を使ったのか。
僕にはわからない。
ただ一つ言えることはしるはずのない君を、しっている気がしてならない僕がいること。・・・そして僕は言った。
「君の名前は?」
と・・・



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