『1465』

ゆた  2007-12-16投稿
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12月13日…。
俺は、仕事現場から帰る車の中。職場の人達は今夜のサッカー中継の話しで盛り上がっている。

でも…
俺の心の中には、まだ…『1465』…この数字が頭から離れない。
今はもう…何の意味もない、ただの数字なのに…。

1年半前、俺は飲み屋の黒服のをしていた。
今まで定職につけなくて、仕事をしても長続きしなかったけど、黒服の仕事は自分に合っていた。

休みの日は、友達と飲みに行き『今が楽しい人生』を送る毎日だった。

別に、そんな生活が嫌だった訳じゃない。
ただ、未来が見えなかっただけ…

そんな、ある日…。
俺はいつものように、休日を友達と過ごしていた。
『つまんねぇな。』
『そうだな。』
『何か楽しい事でもないかな?』
『さぁね。お前は彼女いるんだから、まだいいよ。』『まぁな。てか、今から俺の彼女と3人でメシ食いに行くべ。』
『別にいいよ。』

それから、3人でメシ食いに行って、くだらない話しで盛り上がってた。

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