恋愛しよっ!

のんたん  2007-12-16投稿
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それは突然やって来た。
「優太ぁ〜何か良いバイトないかぁ〜」
俺は巻、24才。大学を卒業したけど、何をしたらいいか毎日考え中…
「巻?また辞めたのかよ」
「今月だけで、何社目だよ!全く」
こいつ、俺の同期で優太!
俺とは違って、某自動車メーカーのキャリア組…俺には、縁遠い言葉だな(笑)
「日雇いなら、紹介出来るぞ!」
「マジ!!神様、仏様」優太だけには、頭が上がらないなぁ…。「明日8時に名古屋駅集合な!遅れるなよ(笑)」
「了解。」
ざゎざゎ…
ドンッ!
「痛ぇなぁ」
「ごっ、ごめんなさいっ…」
な、何だこの小学生みたいな子は?
「巻イ−、早くこっちだよ!」
「何だ、奈保子も一緒かぁ!早く着替えてさっ!!」
えっ!この子も一緒…?
「優太ぁ〜、何だよこの着ぐるみは…」
「可愛いだろ!似合ってるぞ(笑)」
「あの〜制服がちょっと、小さいんですけど…」
そんな事無いよ!似合ってるよ!なぁ、巻!!」「あぁ!?」
えっ、え〜!?
さっきの小学生とは思えない程、発育してる…じゃなかったぁ、「嘘だろ!」
思わず叫んでしまった…
「紹介まだだったよな?」
「藤井奈保子です。一応短大生です。」
「あっ、巻です。河島巻です。よっ、よろしく」惚れたぁ〜優太有り難う。
こうして俺は、1日頑張った?たぶん…「今日はお疲れ様!よく頑張ったな。俺のおごりだ、遠慮要らないからな」
ブルブル!?
「済まん、会社から呼び出しだ!後はゆっくりやってくれ、会計は、つけとくから心配するな!じゃぁな!」
何て良い奴だ。
「あの〜私巻さんの事、知ってるんですよ!」
「えっ!」ナッナンダこの展開は…?
去年のクリスマス、「一緒にケーキ売りのキャンペーンしましたから(笑)」
「去年!?あっ!あ〜!あの時の裸の子?」
「裸じゃ有りません。下着姿だっただけです!」
「そうだった。ゴメン(笑)」
あの時の子かぁ…
去年のクリスマスに、酔っ払いに絡まれてファスナーを下ろされちゃったんだよなぁ!
「あの時は、恥ずかしくってお礼言えなかったの…本当に、有り難う御座いました。」
あの時は、無我夢中で…只上着を貸しただけだけどな!おかげで、サンタの衣装で帰ったけどな(笑)
まさか、こんな所で再会するなんて。
「まっ巻さん!か、彼女とかって居ますか!?よかったら、付き合って下さい。」
「良いよ!…???えっ〜え〜!」
こうして、俺達の恋が始まろうとしている。
…続く

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