君のトナリにいさせてよ★

なお  2007-12-16投稿
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「はぁ…」

一人、ボロっちいアパートの前でため息をつく。

【竜安荘】
これがこれから生活していくアパート。金がないから仕方ないけど…ちょっと予想外なくらいに古ぼけている。

「住めば都…ってか?」

不服に思いながらも足を進めた。


俺の名前は福山 優一。何で俺がこんな状態かというと…

母:[優ちゃーん、ママとパパ、旅行いってくるね♪♪]

「うぃーっす…って、おぃっ?!」

母:[大丈夫…♪優ちゃん1人じゃ心配だから、アパート借りといた!大家さんは私の弟がやってるから、安心してね♪]

「勝手に話すすめんなよっ!!」

母:[あっ飛行機の時間!じゃね〜〜(∀)ノシ]



…と言うわけだ。ありえねーだろっ!!

{おや、優一くん!}
「叔父さん…!」

大家であり、母の弟、つまり俺の叔父さんである人だ。

{相変わらず大変だねぇ、君も…}

「あはは…まぁ、3週間で帰ってくるみたいっすから」

そんな会話を繰り広げながら、部屋を案内された。

{まぁ、分からないことは何でも聞いて良いから、近所の人に挨拶だけしておくといいよ}

「はい…」

どーしたもんかな、と思いながらもとりあえず挨拶しに行くことにした。


(遠いとこ



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