恐怖の館

エメ  2006-04-02投稿
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 七つ子の小説『動く石碑』の続きを書きます。

バコッ!
 今日も私の家は、騒がしい。
 今の音は、お客さんに『上靴アタック』がHITした音。
いいのかね・・・

 えーと!私ん家の兄弟達(この話に登場する奴だけ)を紹介!
《亜子=私》
髪型はショートカットで前髪が長い。女の子。
《魔子》
寝癖がひどい。ボサボサヘアーの男の子。
《美紅》
スッキリ!一つ縛り、は女の子!

 上から順に魔子、私、美紅よ!(他の兄弟達を知りたい人は『動く石碑』を)
 後、《セイショー》の紹介。 帽子をかぶってる私の男友達。
 さてと、ソロソロ始めましょうか―\r

「怖くない?」
美紅が心配そうな顔する。
「大丈夫じゃないか??」今のは無責任なセイショーの声。
 今、私達はお化け屋敷の目の前にいる。
 うーん。
お化けが本当にいるとも思えない。
だからって―\r
お化け(役の人)が
「こっちがゴールですよ〜」
と、教えるとも思えない。
“迷ったらどうするんだ!”って気分よ・・・
 このお化け屋敷は外国のお城を思わせるデザインだ。
 今、私の頭で
「ハッハッハ!!迷え迷え!!」
と、お化け(役の人)が笑ってる。  とにかく、私はドアを(何故か)ノックし、中に入った。
バタン
ドアが、勝手に閉まった。
「!?」
皆、ビックリ顔だ。
「開かないぞ!!」
長男、魔子の声に皆、青ざめる。
ベチョ

 暗いから何がおきたか分からない。
「イヤァ!」
美紅の声がする。
 しかし、やはり何がおきたのか分からない。
パッ
急に明るくなった。
ホッとする。
あ、あれ・・・?
「美紅がいない!」
三人同時に叫ぶ。
 真っ暗な暗い密室で、消えた魔子―\r
「俺は消えてない!」
魔子の反論。
あ、ごめんごめん。
消えた美紅―\r
「犯人はこの中(お化け屋敷)にいる!!」
と、セイショー。
カッコいいけど、それぐらい私も分かるぞ! と、思ったけど―\r
犯人がドアを閉め、暗くした事も考えられるわよ!
私はその事を言ってみた。
「ココは、広いから見つからないかもしれないぞ!」
と反論するセイショー。
いいのかね・・・単純で・・・
 私は勝手に―\r
実は犯人はセイショーで、動機は、自分の推理を当てるため。と、空想したりした。
 あ、あくまでも空想よ!
そこっ!勘違いしない!
美紅・・・無事かな。そうだ。
美紅が無事でいるのが何よりも幸せだ・・・      (つづく)



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