中学生活をただ淡々と過ごしていた。
と、俺は思う。
別に中三の受験シーズンだと回りが騒いでも別に俺は慌てる事も無かった。
その甲斐あってか俺は公立入試は全滅だった。
しかし運命は残酷である。何故なら模試の時点で判定が公立の学校より悪かった私立学校に合格してしまったからだ。
もし、この世に運命の神様がいたら鋼のハリセンを思いきり叩きたい。
何で俺がわざわざ歩いて30かかる学校に行かなければならないんだよ、と。
まあそれはその学校を受験しなければよかった。と言えばそこまでだが･･･
まあ、その事は置いとくとしよう。
実は今俺は大変な状況下に置かれている。
え？どの状況下だって？
仕方ない、特別に教えてやろう。
実は、今俺は布団の中にいるのだ。
･･･コラ人の話はちゃんと聞け。
昨日日曜ロードショーがあってだな、それで夜更かししてしまったんだよ。
そして案の定俺は今布団の中にいて動けないのだ。
今時計は７時３０分をさしている。
学校の始業式は8時４０分、学校は早足で行けば２０分、そして用意諸々２０分。
この時間から計算して起きる時間は何時がベストか？
そう。８時である。
そこで俺は目覚まし時計代わりにある携帯のアラームを８時に設定し、もう一眠りをする準備に入った。
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