友達の日記より
2006年3月5日
あなたは私の中の太陽だった。
私の中心にはいつもあなたがいて、あなたの周りにはたくさんの人が集まっていた。
今日もいつも通りの一日が過ぎて、家についた。
いつも通りあなたにメールする。
優しい返事が返って来て、明日も仕事を頑張れる気力をもらう。
仕事で疲れて11時ぐらいには寝てしまった。
2時ぐらいに電話がきた
ケータイの液晶画面には見慣れない番号
「はいもしもし」
「あのー警察ですが・・・・・・」
全ての事情を聞いた時、私は立っていられなかった。
交通事故?
彼の携帯の最後の履歴があなただったので?
警察の人の言っていた言葉が頭の中で鳴り響く。
私の中から太陽がなくなった。
私の存在価値も今、まさになくなった。
2006年3月6日
その友達は自殺した。