雪がうっすら積もる頃
あなたの笑顔に惚れた
僕はあなたをどれだけ想っていたことだろう
どれだけ愛せていたのか
すべてはこの場所から始まった恋
そして終わりを迎えた場所でもある
ここへ来るとまたあなたを思い出すだろう
人間の脳は残酷にも
古くなった記憶は
忘れ去ってしまう
それでも僕の心は決して忘れはしない
あなたを愛した証とともに
この場所に想いも置いてゆくことにするよ
ただあなたを愛した時間だけを胸に刻む
空から舞い降りる雪の結晶が暖かく感じる
雪溶けの季節とともに
また前へ一歩踏み出す勇気を感じた…
雪の季節は
いつも愛する人と現れ過ぎ去ってゆく…