君のトナリにいさせてよ★?

なお  2007-12-18投稿
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年上……?!?

「まだまだひよっこですけどね…!」

そう言ってニコっと笑った。

…かわいい…

「じゃあまた!!」

佐倉さんは去っていった。
学校でも、オレは佐倉さんのことで頭がいっぱいだった。

夜…

オレは夕飯を買いに行こうと、外にでた。だけど…どこかから、泣き声が…

ヒック…ヒック…ッ

佐倉さんの部屋からだった。

………?…

すごく気になったけど…触れられたくないかもしれない…
オレが入る世界じゃないよな。と思い、後にした。

夕飯を買って部屋にもどってきた。

…さすが超ぼろアパート…隣の人の声がよーく聞こえる…

佐倉さんはまだ泣いていた…

ヒック…ヒック…

俺は意を決して切り出してみた…

「どした…?」


ピタ…

泣き声がやんで、佐倉さんはこっちに気づいたみたいだった。

「優一さん……?」

「あっ…いいよ。なんでも…いったら…??」

そうして、俺たちは朝がくるまで壁を伝って語り明かした。どうやら仕事で大きな失敗をしてしまったみたいだ。



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