いい加減にしてくれ!チャイナタウン編4

たかし  2007-12-18投稿
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脇腹から血を流しながら倒れこむ結花。
《死んじゃう..ノリユキ...》




赤木結花のマンション駐車場
サイドカーから降りる誠一

前方からふらつきながらこちらに近付いて来る髪の長い女。
上下黒のレザースーツを着たその女は邪魔だとばかりに誠一を睨つけ、
停めてあったシルバーメタリックのポルシェに乗込むと、
凄まじい勢いで走り去っていった。


誠一 《...ブラックエンジェルか?》



ピンポ~ン!

赤木結花の部屋ブザーを鳴らす誠一

応答がない

ドアノブに手を掛ける。
「カチャ」

鍵が掛かっていない。ゆっくりとドアを開く誠一
誠一はレザージャケットの胸の内側に手を入れ、ボイスレコーダーのスイッチを押す。

「宅配で~す!赤木さぁ~ん」


「ん?」

足元には大きな血だまりがある。その先に続く血のレールを目で追っていくと。
倒れている女

《!!なにがあった......赤木結花か?》


血を流しながら倒れている女に近付く誠一

《こりゃひでえ、死んでるのか?》

誠一は女の首筋に手をあて、口元に左耳を近付ける。

《生きてる》

「お~い!大丈夫かぁ~」

結花は消えそうな声で

「ノ..ノリ..ユキなの?.....」


「違うが、お前は赤木結花か?」

小刻みに震えながら小さくうなづく赤木結花。唇は紫色をしている。


結花 「寒い...死にたくない....



誠一 「まずいな」

何処かに携帯を掛ける誠一。

「俺だ..今からいくからまた頼むわ」
ピッ!
一方的だ




【片平診療所】


待合室の奥で煙草を吹かしている誠一

診察室から出てきた片平信一

誠一は振向きもせず背を向けたままである

片平 「お前が同じ血液型でなんとか助かったが....なんべんも言うが、わしは...」


「内科医じゃ!」


誠一 「ブラックジャッ~ク!」


片平 「今度も訳は聞かないが誠一..お前足洗え..」

片平は洗面台で血がついていた手を洗っている。

誠一 「女は?」

片平 「麻酔が効いてるのか、よく眠っている」

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