「ちょっと2人になれる…?」
ドキンッ…
「う、うん…」
皆希に手を引かれて、私たちは二人きりになった。
「わるい…迷惑だったよな?」
「ううん…そんなこと…」
席について、ドリンクを頼んだ。皆希はお酒を頼んでいた。
「変わってねーな……昔から」
「そうかな…?皆希は大人になったね♪」
「へへっ♪どーも★」
そして2人でたくさんのことを話した。楽しくて…懐かしくて…時間を忘れてしまうくらいだった。
「あのさ…覚えてるか…?卒業式…」
ドキンッ
「う、うん……」
「あのさ…俺…俺………………」