「ちッ…あいつらイカレちまったな…40のジジィにどうしろっていうんだよ」
「とりあえずセントラルへ向かいましょう。奴等に先をこされます。えー…大佐?」
俺は笑ってカレグから銃を受け取った。
「俺は一般市民。そうかしこまるなよ…ウィルでいい…ん…?」
ゴドッ…
『!!??』
カレグがベルトから素早く銃を引き抜く。
「誰かいるのか!?」
ドンッ!!
「あぁ…おいおい弾のむだづかいするなよ」
「………ぁ…ぁのぅ…」
顔色の悪い細い男がマンホールのようなところからおそるおそるでてきた。
「ぅわッ…ぶふぅッ!!」
男は頭から地面に突っ込んだ。
なんだ急に!!
…とおもってたらつづいて気の強そうな女がでてきた。
「大人なんだからにキョドキョドするな!!」