多重恋愛26

 2007-12-19投稿
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朝からそわそわしていた。

主人を送り出し、子供を送り出し、支度をして、家の鍵をかけて、電車に飛び乗った

たつやは、大阪に前日から泊まっていた。

部屋番号は聞いていたので、そのままホテルに向かった。


ピンポーン♪


「はい」

笑顔で部屋の扉をあけた。



黙って部屋に入る。

「なお…」

後ろから抱き締められた。
以前のときめきが半減していることに気付いた。

「たつや…」

後ろからの腕をほどき、振り返りみつめた。
「どした?」

「…」

目線をそらした。

「…別れよう」

ずっと考えていた、若いたつや、独身の彼は未来がある。

私が既婚である以上、いつまでも、束縛できない。大阪に来るとわかっていたときから考えていた。


「どうして…」

「…」

当然だ。いきなりどうしてだろう。

「私は結婚して、子供もいてる。」

「それは承知した上だ!なおを失いたくない!別れたくない!」

たつやは、私をベットに押し倒した。



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