「田代さーん…!」
「…何…?」
「この問題が分からないんだけど…」
「あっ、ここわね…」
私は田代玲(れい)。某名門校に通っていて、頭脳明晰、クラス委員としても、活動している。みんなからは優等生と言われている…
…が、しかし…!!!
-放課後-
「あ゛ぁ゛…死ぬぅぅ……。」
とある河原。私は一日のうっぷんをここではらす。
…そう。私は決して上に挙げたような優等生ではないのだ。いわば猫かぶり。そんな私…あんなことになるなんて…。