ある日の出来事。

MCO  2007-12-20投稿
閲覧数[240] 良い投票[0] 悪い投票[0]

彼と夕食を食べようと入ったレストランで、オーダーしたものがことごとく間違えて運ばれてきた。
2度注意して、3度目に持ってきたもの。

それも間違えてる。

あまりの間違えに、

『出よう。』

と、彼。

お店のオーナーらしき人は謝ってたけど、もう怒りはおさまらない。


『せっかく良いお店だと思ってたのに、もう行きたくないね。』

と言うあたしに、立ち止まり振り返る彼。

『ごめん。嫌な思いさせて。ほんとごめん。』


彼は全然悪くないのに、あたしに嫌な思いをさせたと肩を落としてる。

あたしは泣きそうになる。
なんでそんなにやさしいんだろう。

『ありがと。大丈夫だよ。』

そう言って笑って、彼の腕に自分の腕を絡め、歩き出す。


いつもあたしのことを考えてくれる。

そんな彼。

大好きだよ。
いつもありがとう。
あたしもたくさんの気持ちを彼にあげたい。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 MCO 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ