空をみながら歩いているともぅ学校の目の前だった。
学校をみながら、私は少し笑顔になった。
私は入学してからずっと気になっている人がいる。
彼の名前は、木村優…。彼と出会ったのは、入学式のクラス発表の時だ。
私は友達の未来と同じクラスになろうネ!!!!と話ながらクラス発表のボードの前で必死に自分の名前を探していた。
そんな時…私の肩と誰かの肩がぶつかった。
「すみません。」とその声から男の人だと気付いた…。
「こちらこそ…すみません。」と私は返した。私の声を聞くと彼は走って友達の所へ行ってしまった。
私は、その男の人の後ろ姿をずっとみていた。
ただそれだけの事…。当たり前のような出来事…。
私は、この時の事をすっかり忘れていた。
彼に会うまでは…。