手と手

MCO  2007-12-20投稿
閲覧数[218] 良い投票[0] 悪い投票[0]

歩く時お互いの手がそっと触れ、自然に絡め合う。

手を繋いだ瞬間、少し恥ずかしい気持ちになりながらも嬉しくて、大きく振ってみる。
それに答えるように、彼も笑いながら振り返してくれた。

繋いだ手から伝わってくる彼の体温。
とても心地よく感じる。
でも、なぜかお互い緊張するのか、それとも握り過ぎなのか、じんわりと汗をかいてくる。

そんな時そっと手を離し汗をふく彼。

『ごめんね。』

笑いながらまた手を差し出してくれた。


可愛い。

そう思いながら、またあたしも手を差し出し絡め合う。


繋いだ手から気持ちも伝わる、

好きだよ。

と。


i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 MCO 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ