ってな事を考えているといつの間にかみなみは俺の後ろに来て肩を・・・
「お・兄・ち・ゃ・ん?」
ドゴン!
一瞬三途の川見えました、ハイ。
「こんなところで道草くってると学校に遅れるよっ!お兄ちゃん!」
イヤ、あんたのせいなんですが。という言葉が出かけたが、ココはグッと堪えて、
「イヤ、もう遅れるからゆっくり行「だめだよ、お兄ちゃん!」
そう言うとみなみは俺をお姫様だっこの格好で持ち上げ、
「諦めたらそこで試合終了だよ!お兄ちゃん!」
「試合ってなんだああああ!やめろぁおおお!落ちるう!」
そしてみなみは走り始めた。まだ見ぬ学校にむかって。
「綺麗にまとめるなぁあ!」
・・・あ、失礼。