煙草を吸う姿
大人びた笑い
けだるい空気
音の無い世界
愛してはいけない人
愛して止まない想い
全てが混ざり合い憎しみに変わる
暗闇に見えた快楽の光
それなのにまた光を失い絶望の果てに辿り着く
汚れて行く想い
どうか私を救い出して
どうぞ行って下さい
そんな風に笑顔で言えたら私は救われる
愛に溺れ優しさにごまかされる
まるで殺し合いの様に血を流し合う
傷付け傷付き
それでもいいと身を委ねる
もう沢山と吐き捨てる言葉
それとは裏腹にあなたの愛の言葉に私の心は蝕まれて行く
嗚呼
あなたが欲しい
全て委ねて遠くまで共に行きたい
何故こんな事をしているのだろう
何故こんな所に居るのだろう
二人が今此処に存在している限り抜け出せない
あなたの柔らかい温もりに包まれ
あなたの薔薇の様な刺に恋をし全身で愛を捧げる