酷すぎる三角関係のドロドロの挙げ句、別れた私達。
気持ちの整理なんて、簡単につけられる訳もなく、
あなたの荷物を、処分していくことにしました。
あなたの歯ブラシを…
あなたの着なくなって置いたままのスーツを…
あなたの古くなったスニーカーを…
あなたの下着を…
あなたとの写真を…
なにもかも処分して、少しは前に進める雰囲気を持てるようになった私の部屋。
ひとりの時間も上手く過ごせるようになり始めて来たというのに…
ふとした時に、部屋の角から、溢れてくるの…
何もかも思い切りよく処分出来たのにな。
だから、最後に送ります。
思い出だけは、とても処分出来そうにないから…