みずきと祐司が付き合った日は2月14日。バレンタインだ。何故か俺は祐司が羨ましかった。幸せな日々を送っているから。俺はそれからまた音楽活動が忙しくなり祐司や祐輔と遊ぶことも少なくなっていった。4月に入り祐司はみずきと二人で暮らすためにバイト時間を増やした。お金は着々と貯まり九月に同棲し始めた。俺もライブがおわるとかならす祐司とみずきの家にいき三人で飲んだりした。二人はとても幸せそうな顔をしていた。祐司がいきなり俺を家の外へ連れ出した。祐司「まだ先の話なんだけどバレンタインの日俺達一年になるじゃん?そのときにお願いがあるんだ?いいか?」俺「お前はどうせくさいことでもしようってしてるんだろ?」祐司「バレた?笑」俺「もち☆」祐司「俺さ,バレンタインの日に教会に予約いれたんだ!だからそこでお前に一曲歌ってほしいんだ?感動するやつ☆俺とみずき泣かせてくれよ☆笑」俺「わかった☆今から曲作るよ☆とびっきりのやつ!」祐司「サンキュー」みずき「いつまで二人で話してんの?!」祐司「あっごめんごめん☆」祐司は本当にみずきを愛していてみずきも祐司を愛していた。その二人をみていると俺まで幸せに思えてくるときもあった。何故か嬉しくてたまらなかった。