俺の前の席でキャーキャーと女子が騒ぎに騒いでいる。あーうざったい！何だ！その遊びは！カイロを手で飛ばして何が楽しいんだ！こんな事を思いながら読書をしているクラスで完璧に浮いているのは、この俺、神田継斗だ。
16才で部活はバスケ部だ、ポジションはＰＧだ。
部活以外の時間は大嫌いだ今この時間は帰りの会と呼ばれる誰も聞いちゃいない帰る為の儀式が始まるのを待つ時間だ、今担任のハゲオヤジが入って来て帰りの会の始まりを合図した。
学級委員の挨拶で始まり、約１０分間が無駄に過ぎ、部活の時間が始まる。
俺はすぐにアリーナへ向かった。
今日は１番に着いたのですぐに自主練をするため、バッシュを履きシュート練習へと向かった。
とりあえずフリースローラインからのシュートをしていたら、後ろから声が聞こえた、
「手首のスナップが甘いからいつもリングの手前で終わるんだよな〜」
にゃ？(-.-;)
このアリーナには今俺だけだったよな、
「後、こいつのシュートはやたら真っすぐ飛んでくんだよな〜もっと山を描く様にさぁ〜飛ばさなきゃ。」
独り言を言っているようだった。とりあえずこいつの言ってるようにやってみよう。
そりゃっ！！
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