その女の子は一瞬俺を見て何こいつという感じで短いショートヘアーを振り回しプイッと先生と一緒に職員室に入って行った。
(編入生か、それにしても感じの悪い奴だ(-_-))
っと編入生に文句を漏らしながら自分のクラスへ行った。
教室へ入るとまぁ一応仲が良い河内がギャーギャー何かはしゃいでいる。
河内は俺を見るなり飛び付いて来て、
「金崎!知ってるか?うちに編入生が来るんだよ!」知ってるよ。
朝テンション高い奴は嫌いだ、だが、河内は別に良いこいつは何かと良い奴だ。「ああ、そいつなら朝下駄箱で会ったよ。」
それを聞いて河内は興奮した様子だった。
「マジで!!どうだった!可愛かったか!?」
少し考えて、そういえば結構可愛かったような、、。「まぁまぁ可愛かったぞ。」
それと同時に、席に座るようにと担任が入って来た。「えー皆様に今日はお知らせがあります。えー編入生がこのクラスへ来る事になりました。えーじゃあ絵梨原君入ってー。」
クラス中の期待を背負い絵梨原と呼ばれた女子が入って来た。