ジリリリリリ!!
『入隊式を始めるので入隊者はホールに集合せよ!』
訓練生の宿舎に放送がながれた
バタバタバタバタ
入隊者達が駆け足で、皆ロボットのように同じ動きでホールを目指す
『これより各人の部隊配置を発表する!』 何処にでも見かける式が終わり、入隊者の一人×?がどの部隊に配属されるか発表されていった。
『次!翔 岡崎』
『ハイ。』
少し発表者が動揺したみたいに少し間をあけて言った
『第三傘下歩兵部隊。階級は伍長!』
ザワザワ
ホールがざわめく
無理もない。普通新兵は1番階級が下の三等兵で、良くて下から三番目の一等兵である。だが俺は、更にその一つ上の伍長となり、さらに、世界最強と言われるフランス外人部隊の数ある部隊のなかで、最強の精鋭部隊である第三傘下歩兵部隊に配属されたのである。もちろん新兵なんかが今まで選ばれたことなどない。まさに異例中の異例であった。
俺は一瞬動揺したが、すぐに胸がたかなり、拳を強く握り閉めた。これからの未来に期待しながら・・・
第?章完!
〜第?章〜覚醒 へと続く。(第?章から本編になります。前置きが長かったですが、これ以降も読んでみて下さい。 無呼より)