料理好きで店屋物
嫌いの母はどんなに
忙しくても、おせち料理を作らなかった年はなかった。大晦日は夜中、明け方までかけて、お重を盛りつけていた。70歳を過ぎ、ここ数年、「まあまあのお店を見付けたから。」と料理屋のおせちを注文する様になった。関東から帰省してくる、弟家族、可愛い二人の孫娘達に、地物の魚介類や好物を用意するのは、両親の楽しみである。何年か、嫁いでいる私達家族、特に娘の為にも、その高価なおせちを買ってくれる。近年は24時間、年中無休の店がどこにも有り、作り置き 買い置きの必要は全く無い。