ずっと忘れない…?

ちーほ  2007-12-24投稿
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『俺が守るから…』

本当にこんな運命が待ち受けているなんて
その時のあたしには知るよしもなかったんだ

大好きだったあなたに伝えます

遅くなって、ゴメンネ
本当に大好きだったよ

初めての出会いは
そう、通学の電車の中だった…。

いつもギリギリに乗り込むあたしは
あなたに気付かなかったね

でもあの日は違った…
今考えれば運命?だったのかな

『はるか、おそーい!』

『なによー いつもギリギリなのは、まきでしょー』

そんな会話をしながら電車に乗り込むあたし、真希は高校に入学したばかりである。

遥香とは中学からの仲良しで、今通っている高校にも遥香がいるという理由だけで受験したのだ。

そんな適当なあたしだが、部活には何故か真面目に取り組んでいた。
『駅伝近いんだし、今日から朝練するって決めたじゃーん。遥香スッカリ忘れてたっしょ』

『いきなり始発はきついよー』

そんな会話をしながらあたしは妙な視線を感じ、ドアに寄り掛かっている人を見る。

すぐに下を向かれてしまったが、遥香の後にいたので会話の途中も何度か目が合ってしまった。

いつもの駅に着き、人混みを分けながら
だるそうに歩いていると、急に後か



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