第1章【運命の死者】
「ハピはいるか?」
黒いマントをかぶったデカイ男が召使のような男に聞く。
「キル様・・・ハピは華麗園にいました。」
召使はそう答えて華麗園を指でしめした。
「そうか」
キルはそう言うと華麗園に向った。
ココは地獄といわれている。ココにいるみんなの背中には黒い羽とでかい釜がある。釜は元の色がわかんないくらいに赤くそまってる。
ココは華麗園。
花がずらりと並んでいる道に一人の死神がよこになっていた。血のような赤い髪をしている。黒い服にも血がとんでいる。彼女の名前はハピ。
「ハピいるか?」
キルの声が華麗園に響いた。
ハピはその声に気付いて起き上がる。
「キルさま?」
「ハピ任務だ。」