り、勉強も普通だった僕は
そこの地元の中学に通った。
転校生なんてめったに来ないので、転校したばっかりの頃の僕は相当ちやほやされた。
"普通"に過ごして行くはずだったが
小さな事で 歯車が狂った。
中2になった時
若干のクラス替えがあった。それからだった歯車に何かしらの故障がしょうじてカタカタしだした。
特にはメンツが変わった訳でもなく
ただ決定的に違ったのは
クラスを仕切ってるヤツがイジメっ子だった
仲がいいわけでも悪いわけでもなかったが(個人的に彼を嫌ってた)イジメられないように
って少し意識して生活してた。
そういう場合だいたい単体ではなく数人でイジメる
彼らの陰湿かつ継続的なイジメは見るに耐えなかった。
父親ゆずりの正義感が許さなかった。
僕はある日決心して彼らに言った。
「イジメなんかやって何が楽しいんだ」
僕は見据えて言った。
「うん。普通に」
リーダーは言った。
「イジメとか、やってる事のレベル低いんだよ」僕は怒ってた。
「レベルねぇ〜。別に低くもないと思うけど」
彼はいつもニコニコしていた
僕は彼らにボッコボッコに負けた。