俺が理由を聞くと、
「私の為にお金を使うくらいなら、弟達に、、、。」アララララ〜〜テンション下がるわ〜(−_−#)
この子ん家はビンボーなのね、どうしようこの空気。「じゃあ私はこの辺で」
そう言うと、絵梨原は再び歩き出した。
「絵梨原さ〜〜ん。」
俺は絵梨原を呼び止めると一個残ったツナマヨを絵梨原に投げた。
絵梨原はツナマヨを見事キャッチして、俺の方を見て少し微笑んでこう言った。「ありがとうございます。金崎さん?でしたっけ?」俺も微笑んで、
「どうも、金崎智也です」「ありがとうございます。金崎智也さん。」
絵梨原は、どこかへ去って行った。
俺はハッと我に帰りラブコメを演じていた自分に気付き非常階段で恥ずかしくなり、すぐにそこを立ち去った。
全く集中出来なかった午後の授業が終わり、一人で、帰っていた。
途中、コンビニで絵梨原にあげてしまったツナマヨを買って食って帰っていた。そしたら、ボロアパートの廊下で絵梨原とヤッチャンらしき男三人がもめているしばらく見てたら、とうとう、男の一人が絵梨原の腕を掴み事務所ヘ連れてけ、って感じで連れてこうとしていた。
やばいと思いダッシュで絵梨原を助けに行った