この話は本当にあった話です。
私の家にブルドックが来た。
名前は「ブゥ」初めて我が家に来た犬だった。
この犬を買う時私は１番嫌がった。どうせ飼うなら柴犬やラブラドールなどの犬が良かったからだ。
「ブゥ」を買った理由は
この「ブゥ」は他のどんな犬よりも
愛嬌
があったからだった。名前は私がイヤミのつもりで
『ブーブー煩いからブゥでいいんじゃない？』
と言ったところ本当にその名前になってしまったのだった。
気が付くと私が「ブゥ」の世話係になっていて誰よりも「ブゥ」が好きになっていた。
そしてある日お母さんの転勤が決まり引越しをすることになった。新しい家では自分の居場所が広くなったせいか「ブゥ」はとても嬉しそうだった。
数日後なにげな〜く家族と近くのペットショップを見に行った。
そこにはフレンチブルドックがいた。
もちろんその時はすでに家族全員がブルドックの虜となっていたのでそのフレンチブルドックの可愛いさに引かれ買ったのだった。
名前は「カッシュ」
その時弟が『金色のガッシュベル』と言うアニメにはまっていたのでそこからお母さんが名付けた名前だ。
我が家に新しく仲間が増えた。
「ブゥ」は頭が良かったので「カッシュ」が脱走した時は走ってリードを足で踏んで私が来るのを座って待ってていたり
朝の７時には餌をあげていたのでその時間になったら餌の器を『カランカラ〜ン』と何度も私達が起きて来るまで鳴らしたりもしていた。
この地に来て初めての夏休みに入りキャンプに行ったり海水浴に行ったりして「ブゥ」と「カッシュ」との楽しい思い出が沢山出来た。
そして私達がこの家に来て１年が過ぎたころ皆それぞれ新しい学年に上がった。
そして夏休みに入った。
そして夏休みに入ってしばらくした後
私の妹が産まれた。
また家族が増えたのだった。
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