〜呆然〜
学校に着いた。そういえば・・・かずたって人気あるんだよなぁ・・・・直人もだけど・・。探すとかずたがいた。
「おぉーい!」
「おー綾ー!」
「で?」
「そーだなぁ・・」
その時・・・
「ねぇ」
振り向くと・・
「かずた君?その娘誰?彼女?」
「はぁ?違うよ。こいつは友達。なっ!綾」
「えっ?あ・・うん」
もしかして・・・かずたのファンクラブ?
「ふーん」
怖いよぅ・・・・。その時・・
「おい」
また振り向くと、見知らぬ男の子がいた。
「おい。男。」
「はい?」
「おめぇ、モテてるからっていい気になるなよ。」
「は?」
すると男の子はかずたをつかんで殴った。
バキッ!!
「??!!かずた?!」
「かずた君?!!」
ファンクラブの女の子は逃げてしまった。ひどい・・・。助けるのもファンクラブとしてなのに・・。
「ガハッ!!」
「や・・・やめてー!!!」
叫ぶことだけしか出来ない
「うるせー!!女は邪魔なだけだ!!!」
私はただ呆然とするだけ・・。私は下唇を強く噛んだ。もうこれしかない・・。私は男の子の近くに来た。
「なんだぁ・・・?」
私はパンチしようとしたら・・
「あ・・・綾・・・」
「かずた・・・?」
「や・・・やめろ・・・」
「な・・・何でよ・・?」
かずた・・・何で・・?今あなたは危険なんだよ?大切な友達を放っておけないよ・・。
「女のおまえが喧嘩したら危険だから・・・。早く逃げて・・・・・」
−ハヤクニゲテ−
−ナンデニゲルヒツヨウガアルノ?ナンデ?−
私の頭の中でプツッと糸が切れた。私は男の子の肩をつかんだ。
「はぁ?なんだ・・・ッ??!!」
「!!!???綾??!!」
私はどんな顔をしていたのかわからない・・。でもものすごい怒顔をしていたと思う。目に涙がたまってた。ウルウルして目がにじんだ。
「はぁ??なんだしこいつ。」
男の子は殴ろうとしたその時・・・・。
バシッ!!!!!