「バカ……」
無性に泣けてきた。岸川が来ることが予想外だったから、余計に安心した。
[楽しい…?]
岸川は笑顔で聞いた。
{えっ……?}
[楽しいかって聞いてるんだよ。]
しかし、それは一瞬のことであって、岸川の顔は豹変した。
{ひぃっ…}
[僕の奴隷をいじめるなんて、君たちも変わった趣味してるんだねぇ…](←サポートになってない
「おぃっ!!」
{私たちは岸川君のことを思って…}
[へぇ♪優しいんだぁ〜☆]
{あっ、はいっ♪}
[ウッゼ♪♪]
{えっ………}
[消えよっか君たち♪まぁじ、生きてる意味なさそうなんでぇ☆]
{…っ……!!}
そういってお嬢様たちは去っていった。
[大丈夫かよ?]
「別にっ、ぜーんぜん平気なんだから♪」
[嘘つけ]
ぐいっ……
岸川は自分の胸に私を引き寄せた。
「ち、ちょっと!」
[少し黙ってろ]
「はぁ……?!///」
[もう少し…このままでいろよっ…]
ドキドキは徐々に加速していった…