もう半月はたっている、彼等は限界だった。慎吾と鈴木は、日増しに喧嘩や口喧嘩の数が増えてきている。皆が寝静まった夜、「おい、おい、起きろ慎吾、鈴木」 「あぁ〜なんだ?雄太」慎吾はまだ寝ているようだ、そうして二人を起こすと雄太が何かを運んできた。それは皿になにか液体のような物が、月明かりに光って見えた。「スープか?」と鈴木「マジ!雄太お前が作ったのか?」「ああ、偶然海を亀が泳いでいたんだ、それを捕まえて作ったんだ」そのときの彼等には思考力が空腹により、落ちていたのかなんの違和感もなかった。
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