あなたの硬い髪、
あなたの少しこけた頬
あなたの薄い唇
そっと触れたかった。
あなたの怒りに傷ついて、あなたのはにかみに心が震えた。
あなたは自分が嫌いだったの?
私は全部好きだった。
誰が何と言っても構わない。あなたは私の中の一番格好いい男。
私は周りに笑顔を見せても、本当はあなただけ眩しかった。
自分が怖かった。壊れてしまうのが。
あまりに好き過ぎて嫌いになりたかった。
何度かあなたに送った「ずっと好き」の言葉。
それはきっと未来予報。
予想通り本当に今でもそんな気持ち。
あなたの全てを忘れる事ができないの。