3年以上付き合った彼女から最後に来た手紙は想像通りだった…。
「こんな手紙送られても困るんだけど。新しい仕事頑張って。じゃあ他に書く事もないからさようなら。」
こんな言葉を彼女が書くのは当たり前なのに涙が出ないくらい悲しかった。
二人が初めて会ったのは4年前の2月。友達の紹介で知り合った。初めて会った時全身に電気が流れたような感じとともに,この娘とずっと居れたらと一瞬のうちに頭に浮かんだ。知り合ってから一週間毎日会い,一週間目の最後の日,二人で映画を見た帰りの電車で告った。
彼女は「いきなり,何?全然言われると思ってなかったからびっくりした。少し時間ちょうだい」と言われ,俺は電車を降りた。