少年は俺の前で初めて笑った「そないに大事なもんなんか?」「これはな、うちの兄貴が書いたネタを書き写しただけなんやけどな、いつもこれで勉強してんねん。」「そうか、中々おもろかったで、ほなな。」「ちょっと待ってや!おっちゃん『オールド・ベビー』って知っとるか?」「ん?あぁ、知っとるで」「あれな、うちのおとんやねん!」「ホンマか!?あの『オールド・ベビー』の息子か!?」オールド・ベビーは俺が世界一の芸人を目指していた時に世界一憧れた芸人だった「お礼に、うちのおとんに会わしたるわ!」
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