aki-第3章-?

1003  2007-12-28投稿
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彼女は真っ直ぐに私を見据えていた。

私はただ彼女を見つめていた。

真弓は怪訝そうに私の隣で、私と彼女を見比べていた。



「あの…失礼ですけど―――。」
私が言いかけた時だった。


パシンッ…!――――――――


私の左の頬は少しずつ痛みが滲んでいった。


「ちょっ…!何ですか、いきなり!」
私よりも先に真弓が声をあげていた。



私は何処かで気付いてた。
心当たりなら、ある。



「真弓、今日の埋め合わせは絶対するから。」
今にも彼女にくってかかりそうな真弓を私はなだめた。




きっと彼女は悪くない。




「何処かで話しましょう。」
私は冷静なふりをした。



私の冷静さは彼女を更に苛立だたせた様子だった。


真弓も納得のいかない様な顔をしていた。





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