ディフェンド ”最終ミッション” 41

 2006-04-06投稿
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 ―スィークレット・カムパニー―\r
 建物内に入った俺達は、藻先生の机の上に手紙が置いてあることに気づいた。
 「藻先生、この手紙」
 怜が、手紙を手に取り藻に渡した。
 「この手紙は・・・―――」
 「えっ・・・?どうしたんですか?」
 「この手紙は、前に龍華に届いてた手紙と同じものだ」
 「え・・・、じゃあディーカからってことですか」
 「あぁ、そうだ」
 と、言って藻は手紙の内容に目をおとした。
 
 『リイバー諸君
 
    夢玉は、そろった。
   もう、君達の仲間を捕らえておく必要は無くなった。
   君達の仲間の龍華を処刑としよう。
    この世の最後を目に焼き付けておくがいい。    』

 「龍華を・・・処刑。だって・・・?」
 「そ、そんな」
 「処刑って・・・、じゃあ何のためにディーカは龍華さんを?」
 「たぶん、夢玉のありかを言わせるために・・・」
 藻が、手紙を強く握る。
 「早く・・・、助けに行かないと」
 啓吾が言う。
 「そうだね。じゃあ、古田裁判官に連絡するから、君達は準備をしててくれ」
 「はい」「はい」
 
 こうして、俺達のミッションが始まった。

 この世を奴らのものにしないために・・・。

 そして、仲間の命を救うために・・・―――。






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