あれから何日たったんだろう。
クラスの皆はうちとタツヤの関係を薄々気付いてきた。
でも、私は一定の子にしか言わなかった。
アヤカとは全然喋らなくなった。
私は、ココロに相談するようになった。
ココロは何でも聞いてくれた。タツヤのことも。
ココロも彼氏が居る。
だから、相談に乗るときもある。
ココロの彼氏はタツヤと仲が良い。名前は、シュンタとゆう。
背が高く、優しいタイプだ。
「ヒッちゃん!」
ココロは、私の事をヒッちゃんと呼ぶようになった。
「何?ココロ?」
首をかしげた。
ココロはニコニコしながら、
喋りだす。
「あのさ!たしかさ!今度の日曜日、どの部活も休みじゃん?」
ココロはハニカンで喋りだす。
「ぅん休みだね?」
「ダブルデートしょっ!」
私は思わず、椅子から立ち上がる。
「まっまって!デートって待ってよえっだっ…て」
私は動揺してしまった。
「ヒッちゃん?タツヤと何処までいったの?」
鋭く質問するココロ。
「キ…キス。」
顔が熱くなる。
「だったら!大丈夫だよ!」
ココロはニコニコしながら言う。
「ココロは?」
ココロの顔が真っ赤になる。
まさか……………
「キス………以上…」
的中。
「そっか。ラブラブだもんね〜」
「いやいや♪」
私は、ダブルデートをOKした。
「あっ!ヒッちゃん!タツヤには、言わなくて良いよ♪
シュンタが言うって!」
ココロの顔はまたニコニコに戻っていた。
そして…その頃。
タツヤとシュンタは…
「おいっ!タツヤ!」
うっ?何か彼奴企んでるな…
「なっなんだよ?お前また、企んでるだろ?」
「そんなこと、ゆ〜な!タツヤくん。」
やっぱり、企んでる。
「うん。でっ何だよ?」
俺は、疑いながら聞く。
「ここでは、何だから、屋上行こうぜ!」
「イイゼ」
ゼってー怪しい。
何か企んでるに違いない。