毎朝通ったあいつん家までの道 坂やカーブや凸道やで、お前にゃ随分苦労をかけたな お前は二人をガッコまでの長い長い距離、なんにも言わずに運んでくれた お疲れさん、もう安心してくれ これからは 俺一人を もっと近いガッコまで 運んでくれればいいんだからよ 舗装のされた一本道 お前は何度もキィキィ音をたて 俺に何か言いたげに走っていた
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用