幼い頃の自分は
世界が酷く歪んで見えた
自分のことを誰も分かってくれないと
他人のことを考えもせず思っていた
それがどんなに我儘なことなのか
少し成長してわかったよ
あの頃の自分は
周りの人を傷付けた事すら分からずに
ただ
自分の感情のまま動いていた
そして
自分のことを分かってくれない苛立ちから
死にたいとさえ思ったよ
些細な一言に傷付いたふりをして
死んでやる
なんて思ったりもした
そんな勇気もないくせに
幼かった私は
何でも他人のせいにして
自分は悪くないと
自分を正当化していたんだ
今 私は
昔の自分に言いたい事がある
歪んでいるのは世界じゃない
と
世界には素晴らしいものがちゃんと残っているよ
と
過去の自分へ 届かぬ手紙を 今 外へと翔ばします