最初に…
他の十代とは、まるでちがう。そう考えるようになったのは14歳くらい。今から5年前になる。
オシャレに興味があるわけでもないし、かと言ってダサい恰好したくない。恋してもはしゃぐわけでもなく好きな人には、“気づけ!気づいていつでもこの胸に飛び込んできなさい!”と、気持悪く寡黙に目線(世間ではラブビームという)を送るという実はずのない青春。できるならばグ〜タラと生きることを望むが今なんとなくの感覚で看護学校にも行っている。
そんな、からっぽ十代ももうすぐ終止符をうとうとしている。
やばい。非常にやばい。寡黙な視線を送る相手すらいない状況。これを20代でもやっていればそれこそ人生からっぽである。ラブビームはこのまま封印したくない。焦る毎日だがグ〜タラ精神が邪魔をして、ダラダラ毎日すごしている。
こんなからっぽで面白みのない私の人生を、きっとこれを読んでいる恋や努力、青春をしてきたであろう人に是非とも読んでいただきたい。きっと私がダメ人間すぎて人生観が変わると思う。