本当の事を話してみようか、多少の期待はあった、誰よりも長く一緒に居るのだから、ケドその関係が壊れるのが怖かった。 「答えてくれ」 何時になく真剣なナオの表情が迫ってくる…。 「いやぁ〜何か女子に仲いいねって言われてさっちょ〜っと意識しちゃった」 半分本当で半分嘘だ、けれど言ってしまったには仕方がない。 「……」 疑われたのだろうか、どちらにしろその日、ナオはそれ以上何も言ってくれなかった。
新着小説100作品 恋愛ミステリSFファンタジーホラーエッセイ日記ノンジャンル公募投稿作品アドベンチャー詩・短歌・俳句スポーツコメディ学園物その他管理人用