夢パラ☆?

なお  2008-01-01投稿
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あいつ…

その場で声をかけはしなかった。と言うより出来なかったのだ。

「黒崎君ってダンスに興味あるのかな?ピアノ一筋っていうイメージがあったけど…」

優奈には、恵くんのこともストリートダンスのことも、黒崎のことも、言っていなかった。すごく不思議そうな顔で見ていた。


「黒崎…」



私は、黒崎のことが気になって仕方がなかった。ピアノ一筋なところも、もちろん憧れる。だけど、ダンスが好きということに、それ以上の親近感を覚えていた。



そして、私はストリートダンスのいつもの場所に立ち寄った。

「やっほ☆七瀬ちゃーん☆」

「こんにちは♪今日は最後のまとめに来ました!」

「明日だもんね〜!ホント、頑張れ♪」

「はいっ!がんばりますねっ☆」


それから私はダンスの最終確認をすませて、後にした。

別れ際に恵くんが、

「明日、俺も応援に行くよ〜がんばれよっ」

「はいっ、ありがとうございます!」


明日はがんばほう!



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