月の葉書25

速見  2008-01-02投稿
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風紀は、香雲という人物に目を向ながらナラビに話始めた

風紀)俺の故郷はこの世界じゃ信じられない位緑が豊な土地でさ、見渡す限り砂漠なんて見えないぐらいだ

俺が旅を始めたのは約二年前でな、それまで俺は、こいつ(香雲)と、雷斗って奴と同じ里に住んでいたんだ



ナラビ)らいと?


ナラビの知らない人物の名が出て来て思わず聞いてしまった

風紀)あぁカリの居た街の時に、話そうと思ったんだが、お前まで巻込んではいかんと思ったんだ……………だが、詳しい話はまた後でしてやるよ

俺の一族“風家”雷斗の一族“雷家”は、余り世間に広がっていないが文献によると、二つの一族の力を合せると世界の半分を支配出来る程の力を持っているみたいらしい



ナラビ)(そりゃ、あんなに凄い力を持っていたらそれ位出来るでしょう


ナラビは小さな声で突込んだ


風紀)まぁ遠いご先祖様が和解したみたいで仲良くやってたがな

風紀が一息つくと……………


ナラビ)ふ〜ん…………じゃあ、この人(香雲)は?


ナラビが聞くと


風紀)あぁこいつは、風家雷家の力をセーブする為の監視ってか仲介一族だ。簡単に言えば二つの一族を見守る一族だな


ナラビ)ふ〜ん


風紀)昔から、三人一緒でな、修業やら鍛練こそは別々だったが、遊ぶ時はいつも一緒にいたんだよ。祭りに行ったり森に行ったり……………


風紀は、楽しそうに語り始めた


10分位話して話の区切りがついた所から風紀の顔色が段々険しくなっていった

ナラビもその表情にタジ?とする


風紀)なんで、あんな事を…………


風紀の顔が怒りに飲み込まれていったその時!!!!!


香雲)うっうう

なんと、香雲が目覚めたのだ

風紀)かっ香雲!!?

風紀も怒りよりも香雲の容体が気になり怒りが何処かに飛んで行ったようだ

風紀)香雲!!!大丈夫か?

風紀が香雲に聞くと


香雲)えっ風紀!!?

香雲も意識が戻った様で風紀の顔をみた次の瞬間!!!!


BAKOOOOON


!!!?

香雲は、風紀を認識するや否やいきなり風紀の顔を思いっ切りぶん殴った!!!!!!

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