私とタツヤは教室を出た。
タツヤはそんなに身長は高くない。
でも、何だか大きく感じる。
「タツヤ……好きだよ…」
私はボソッと言うと
タツヤは私の手を強く握りしめた。
下駄箱には誰も居なかった。
多分うちらが一番。
タツヤは私を抱き締めた。
私は何も言わなかった。
「ヒロ?………好きだよ」
私にキスをした。
唇を離すと
手を強く握り
校舎から出た。
「ねぇタツヤ?今日暇?」
「うん暇だよ?デートするか?」
「うん!でも…」
私は言うか悩んだ。
「でも?なんだよ…」
「家来て……」
ドキドキが止まらない。
「いいのか?」
「うん♪きてほしい♪」
親は、今日から一週間、
出張なので誰も居ない。
「寂しいんだょ?タツヤとはなれると…」
つい本音が溢れる。
「そっかぁ…ゴメン」
タツヤ………
「ゴメン…タツヤが好きだから」
「うん…ありがと…可愛いな…お前」
「ありがと…」
数分すると家についた。
「ここ…」
タツヤは
「知ってる」
と言った…
えっ?何で知ってるの?
疑問に思った。
「失礼しま〜す」
「誰も居ないから!」
私の部屋につれていき、
私は急いで、
ジュースとお菓子を持って行った。
「おまたせ〜」
「ぉお〜ありがと!」
私はテレビをつけた。