BAKOOON
香雲に殴られた風紀がギャグ漫画みたいな感じで吹っ飛んだ
ナラビ)ふっ風紀にっ兄ちゃん
ナラビが倒れている風紀に手を伸すが……………
チーン
完璧に気を失っていた
香雲)な〜にが「チーン」よ!!!!あんたが、こんくらいで気絶するわけ無いでしょ
そう言って、香雲は風紀の胸ぐらを掴んで激しく振回していた
そんな光景に
ナラビ)あっあのぉ?
ナラビは、目の前の光景にタジタジとなっていったが、香雲はナラビが視界に入っていないようで構わず振回し続けた
風紀)ううっ
風紀の意識が戻ってきた………が
香雲)なにもう意識戻してるのよ!!!!
ボカッ
なんと、香雲がまた風紀を殴って気絶させたのだ
ナラビ)ええぇぇぇぇ
香雲の破天荒な行動にナラビは、戸惑いを隠せない
香雲)こんなんで、私の二年間が………私達が許す分けないでしょ!!!
香雲の表情が段々と哀しみに呑まれて言った
風紀)か香雲っ………
意識を取り戻した風紀は、香雲の涙に気付く
香雲)何で、あんたはあの時私だけでも頼ってくれなかったのよぉ………
香雲の破天荒な表情はなく、風紀の胸の中で泣き崩れて………いた
風紀)ごめん
風紀は謝る事しかできなかった
香雲)なっ何があったのよ
香雲は涙をふきながら風紀に問詰めた
ナラビ)そっそうだよ。何が雷斗さんとあったのぉ?
忘れ去られそうになったナラビも風紀にきいた
風紀の口は固く閉ざされてたが…………
風紀)あっ………あの日の出来事を…………はっ話すよ…………
風紀の口が少しずつ開いて言った